クラスタープロットで「性別・年代別　インターネットとテレビの利用率」

サンプルデータ

例として作成したクラスタープロットグラフとデータの入ったopjuファイルが下記リンクからダウンロードできます。

このグラフを作成するためには、Origin/Pro 2019以降のバージョンが必要です。
それ以前のバージョンをお使いの方は体験版にて実際にお試しいただくことができます。

Excelファイルのインポート

1. ワークシートへExcelファイルをドラッグアンドドロップしてインポートします。
2. インターネットとテレビの列のコメント行に「割合」と入力します。
3. インターネットとテレビの列データを割合として表示するため、ワークシートのC列、D列のF(x)の行にそれぞれC*100 、D*100と入力し100倍にしておきます。
   なお、データをデータコネクタでインポートした場合、データの変更ができないようにロックされています。左上のアイコンをクリックしてロックを解除してから、F(x)を編集してください。
データのインポート

クラスタープロットの作図

4. C・D列を選択して、「作図：カテゴリカル：クラスタープロット」を選びます。

5. クラスタープロットのダイアログが開くので、下図のようにダイアログの設定をして「OK」をクリックします。「OK」をクリックする前に「プレビュー」をクリックすると設定したところまでのグラフを見ることができます。


「レイヤを分ける変数」では各グラフをどの変数によって分けるかを決定します。今回のグラフでは男性10代、女性60代、のように性別・年代別でレイヤを分けているため、B列の“性別・年代”を選択しています。
グラフを作成すると、自動的に「データ出力」というシートが作成されます。

グラフを見やすくするための詳細設定

6. グラフを見やすくするためそれぞれ以下のように修正します。

1. 左上の「性別・年代別　男性10代」のグラフのX軸をダブルクリックしてダイアログを開きます。
2. 水平方向の「スケール」タブを選択し、主目盛の値を4とします。
3. 垂直方向の「スケール」タブを選択し、開始を-2、終了を75とし、主目盛の値を10とします。
4. 「目盛ラベル」タブを選択し、「フォーマット」サブタブでフォントのサイズを22とします。
5. ここまで変更したら軸ダイアログ下の「適用」をクリックし、全てのレイヤに適用させます。その後「OK」をクリックします。

6. 次にグラフのプロットをダブルクリックし、「作図の詳細」ダイアログを開きます。
7. 「グループ」タブの「線の色」の詳細にあるカラーリストをクリックして、推移リストから「Bold2」を選択します。「シンボルの縁色」の詳細でも同様に設定します。
8. 「シンボル」タブを開き、サイズを12、シンボルの形を丸に変えます。
9. ここまで変更したら「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。

10. 左軸の軸ラベルの表記を変更するために、軸ラベルをダブルクリックします。「%(?Y)」となっているので、「割合[%]」と入力します。
11. レイヤタイトルの「性別・年代＝男性10代」をクリックして開くミニツールバーを使って、フォントサイズを26にします。全てのレイヤのフォントサイズが変更されます。
7. グラフのタイトルを作成する
1. 画面左にあるツールバーから「T」のアイコンの「テキストツール」をクリックします。
2. グラフ上でクリックするとテキストボックスが現れるので、「性別・年代別　インターネットとテレビの利用率」と入力します。
3. テキストボックスの位置を調整するために、テキストボックス上で右クリックして、プロパティを開きます。
4. 「位置」タブの単位を「ページ％」、アンカーを「中央-中央」、水平を50、垂直を4として「OK」をクリックします。

ミニツールバーからグラフタイトルの追加

Origin/Pro 2023以降のバージョンでは、グラフタイトルの追加をミニツールバーによってより簡単に行うことが可能です。


8. 凡例の位置やレイヤタイトルの位置などを調整するとグラフが完成します。