Origin 2018 - 使いやすさの向上 -
エクスプローラでのグラフプレビュー、未保存ファイルの自動保存、GUIへのUnicodeのサポートなど、使いやすさを向上する様々な機能が追加されました。
エクスプローラでのグラフプレビュー
WindowsエクスプローラーでOriginプロジェクトを視覚的に識別
- プロジェクトが保存されたときに最後にアクティブだったグラフ画像が、大または特大アイコンに表示
- グラフの大きな画像をプレビューパネルで表示
- プレビューパネルでスクロールすると、プロジェクト内のすべてのグラフの画像を表示
Origin Centralダイアログの改良
Origin 2017で追加されたOrigin Centralダイアログの機能追加
- ドロップダウンリストで「全てのプロットタイプ」を選択して様々なグラフタイプを表示
- キーワードによるサンプルの検索
- 未保存のファイルが自動保存され、「既存のファイルを開く:プロジェクト」タブからアクセス可能
GUIでのUnicodeサポート
GUIでのUnicode文字を表示可能
- ワークシートロングネーム、グラフページ、その他のOriginウィンドウタイプでUnicodeを使用
- ワークシートセルおよびメタデータエリアにUnicodeを入力
- コードを入力しALT+Xキーを押して文字を入力
- 編集モードで右クリックしてキャラクターマップを開く
- グラフラベル、凡例、オブジェクトマネージャや作図の詳細ダイアログでUnicodeテキスト表示
ロングネームやコメントに直接Unicode文字を入力できます。文字コードを入力してALT+Xキーを押すか、テキスト編集中に右クリックして「キャラクターマップ」を選択して開いたダイアログを使用して文字を入力できます。
画像のポップアウト
スパークラインやグラフを埋め込んだセルにマウスカーソルを持っていくと大きな画像としてポップアウト
その他
一般
- 前バージョンのテンプレート、フィット関数といったユーザ作成のファイルを自動で移行
- 新しいプロジェクト構造によるプロジェクトファイルサイズ削減
インポート
- データファイルを開くデフォルトプログラムとしてOriginを設定
- CSVインポートで列をスキップ
- ASCII、Excel、CSVインポートで指定した列/行をインポート
- 複数のファイルをインポートするときにファイルを再インポートしたり、アクティブブックを複製するための新しいツールバーボタン