画像ファイルとしてグラフをエクスポート
Originで作成したグラフは、様々な種類の画像ファイル形式でのエクスポートが可能です。この動画では、グラフを画像ファイル形式でエクスポートする方法をご案内するほか、他のグラフのエクスポートの際に、簡単に同じ設定でエクスポートできるダイアログテーマの使用についてもご紹介します。
※字幕付き動画(音声なし)
Originで作成したグラフをエクスポートできる画像ファイル形式
esp、emf、png、tiff、jpeg、pdf、bmp、gif、cgm、dxf、pcx、psd、tga、wmf、svg
右下の
ボタンで画面を大きくし、
で解像度720以上の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
操作方法
- サンプルデータの等高線図を画像ファイルとしてエクスポートしていきます。
 - グラフウィンドウをアクティブにして「ファイル」メニューを開くと、2つのエクスポートメニューを利用できます。
 - まずは、エクスポートの設定が豊富な「グラフエクスポート(詳細)」を使用します。
 - ベクター形式のsvg、pdfやラスター形式のpng、jpgなど、様々な種類の画像ファイル形式でエクスポートできます。ここでは「画像の種類」を「SVG」に設定します。
 - 「グラフを選択」ではエクスポートの対象を選択します。今回はデフォルトの「現在のページ」にします。
 - 「ファイル名」でファイル名を指定できます。ここでは「MyGraph」と入力します。
 - 「パス」はデフォルトでユーザファイルフォルダが指定されますが、プロジェクトファイルのパスに変更したり、「...」ボタンをクリックして他のフォルダを指定することも可能です。
 - 今回のようにスピードモードが適用されている場合、「エクスポートで現在のスピードモード表示を使う」の項目でエクスポート時にスピードモードをオンまたはオフにするか指定できます。
 - 「自動プレビュー」にチェックを付け、表示を確認できます。
 - 「余白の設定」でエクスポート時の余白の制御ができます。
 - ここでは「ページ内で余白詰め」を選択します。各設定の詳細はF1キーを押して開くヘルプを参照してください。
 - 画像の解像度は「詳細」の項目で設定できます。
 - 「画像サイズ」を変更します。「サイズの指定」で単位を「cm」などに変更できます。
 - 「幅に合わせる」の「自動」のチェックを外し、10を入力して画像の幅を10cmにします。
 - ここまで行った設定を保存し、他のグラフのエクスポートの際に、簡単に同じ設定でエクスポートできるようにします。
 - ダイアログ上部の矢印のボタンをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
 - テーマ名を入力します。ここでは、「SVG_10cm幅」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。保存したダイアログテーマ名がダイアログ上部に表示されます。
 - グラフエクスポートダイアログで「OK」をクリックしてエクスポートします。
 - Originのウィンドウ左側の「メッセージログ」にマウスカーソルをあわせて開くとファイルのパスが表示されています。
 - Ctrlキーを押しながらリンクをクリックすると保存先のフォルダが開き、ファイルを確認できます。
 - 先ほど保存したダイアログテーマを使用して他のグラフを同じ設定でエクスポートします。
 - Originのウィンドウ左下にある最小化されたグラフを開きます。
 - 「ファイル:グラフエクスポート(詳細)」を選択し、保存したテーマ名を選択します。
 - 同じファイル名のグラフがある場合は上書きするかどうか聞かれます。上書きする場合は「はい」を、別のファイル名にする場合は「いいえ」をクリックします。
 - 左側の「メッセージログ」にマウスカーソルをのせて開くとSVGファイルとしてエクスポートされたのがわかります。
 - Ctrlキーを押しながらリンクをクリックすると保存先のフォルダが開き、ファイルを確認できます。
 - ダイアログを開かずに同じ設定でエクスポートできました。
 - 次に、設定項目が簡略化されたダイアログを使用してエクスポートしていきます。
 - 「ファイル」メニューの「グラフを画像としてエクスポート」を選択します。
 - ダイアログにはファイル形式や保存先、DPI、サイズ以外の設定はなく、かんたんな設定だけでエクスポートが可能です。
 - 最初に使用した機能と比較すると画像ファイル形式が限られていることがわかります。
 - 画像サイズは、「自動」のチェックを外せば変更可能です。
 - OKボタンをクリックすると、エクスポートされます。
 - Originのウィンドウ左側の「メッセージログ」にマウスカーソルをのせて開くとエクスポートファイルのパスを確認できます。
 - Ctrlキーを押しながらリンクをクリックすると保存先のフォルダが開き、ファイルを確認できます。
 
		
