Origin 2018 - 分析機能 -
これまでのOriginでは、列単位での計算のみでしたが、Origin 2018では、セルに計算式を入力できるようになりました。また、バッチ処理ダイアログにオプションが追加され、より使いやすく整備されました。
セル式
セル式を使用してセル間の関係を設定できます。
- データ、ユーザパラメータ行のセルで使用可能
- 式を垂直/水平方向に拡張可能
- 固定セル参照可能
- スクリプトアクセス可能な関数とカスタム式を使用可能
- ソースセルの変更、またはデータフィルタなどによる変更で結果が更新
バッチ処理の改良
バッチ処理ダイアログにオプションが追加され、さらに使いやすくなりました。
- レポートシートに各ファイル/行のグラフ画像を含める
- マウスカーソルを画像の上に置くと大きいサイズで表示
- 任意の行を選択し、Open Booksボタンをクリックしてレポートブックを開くまたは再作成
- XYZ列、ワークシート、データ範囲に対してバッチ処理
その他の分析機能
- 解析ごとにデフォルトの桁数を設定
- ワークシートのデータを分析するとき非表示列またはグラフをスキップ
- ピークアナライザで正または負のピークのみを設定する自動境界
- 行の統計でグループ化をサポート