Vol.34 データ読み込みの変更と注意点

2019b以降のOriginには「データコネクタ」(「ファイルに接続」のメニューで実行)によるデータの読み込み機能が追加されており、以前の「ファイルからインポート」と使い分けることができますが、メニューやボタンでの操作で使用される機能がバージョンごとに変更されています。
ここでは、2021bで変更された部分について、問い合わせが多いものを中心にご紹介します。

データコネクタを使用している場合の表示

単一ASCIIのインポートボタン

2021bでは「単一ASCIIのインポート」アイコン単一ASCIIファイルアイコンを選択するとデータコネクタでファイルを読み込むようになりました。
ファイルからインポートを使いたい場合は、「複数ASCIIファイルのインポート」アイコン複数ASCIIファイルアイコンからインポートしてください。

データコネクタとASCIIアイコン
データコネクタダイアログ
データコネクタダイアログ
ファイルからインポートダイアログ
ファイルからインポートダイアログ

補足

Origin2020b,2021においてはデフォルトでは「単一ASCIIファイル」アイコンのみが表示されています。「複数ASCIIファイル」アイコンも表示させたい場合には、アイコンの右側にある下三角マークから ボタンの表示/非表示>インポート>複数ASCIIのインポート のチェックを入れてください。

アイコンの表示非表示切替

インポートしたデータのロック解除

Origin2021bではOrigin上でも一時的にデータを編集できるよう、データコネクタアイコンをクリックして表示されるメニューに「インポートしたデータのロック解除」というメニューが追加されました。再度ファイルをインポートすると編集が破棄されます。

インポートしたデータのロック解除

データコネクタを消してデータを常に編集できるようにしたい場合の手順は下記ページをご覧ください。

ドラッグ&ドロップインポート

Origin2020b以降のバージョンではドラッグアンドドロップでファイルをOriginに読み込ませると、データコネクタによる接続になります。ドラッグアンドドロップでデータコネクタではなくファイルからインポートを使用したい場合には、システム変数を変更します。システム変数はメニューの 環境設定>システム変数 から変更できます。
データコネクタを使用したくない場合(ファイルからインポートのみを使用する場合)には変数に"DDC"と入力し、値を"-1"に設定します。

システム変数を変更

データが表示されない場合

データコネクタの機能を使ったインポートの場合、ファイルサイズが500kBを超えるとOrigin内にインポートデータとそのデータから作成されたグラフはプロジェクトファイルに保存されません。この場合、プロジェクトファイルを開くと、下図のようになります。

プロジェクトファイルでデータが除外

接続ファイルの情報は残っているので、グラフ上のダウンロードアイコンをクリックするか、ワークシート左上にあるアイコンをクリックして「インポート」を選択すると、接続されたデータファイルからデータを再度読み込んで表示できます。

データを再読み込み

読み込み後に、再度アイコンをクリックして「保存時にインポートデータを除外」のチェックを外せば、そのデータは自動で除外されなくなります。

また、コネクタアイコンのメニュー「データコネクタを削除」でデータコネクタを削除しておけばデータが常に表示されるようになります。

常にデータをファイルに保存する設定も可能です。メインメニューの「環境設定:システム変数」を選択して開くダイアログで「変数」に「DNS」と入力し、値を「1」に設定します。この設定以降インポートされたデータは、OPJUファイルとともに保存されるようになります。

システム変数DNSを1に設定

データの読み込み方法をまとめたページはこちら


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