ライフサイエンス向け機能

実験データの整理・統計解析・作図までスムーズに

OriginProのライフサイエンスモードでは、ライフサイエンス(生命科学)向けのデータ構造に対応した表を使用してデータを整理し、そのままグラフ作成や統計解析に進むことができます。GraphPad PrismやExcelで作成したデータも活用できるため、既存の実験データを生かしながら、OriginProの豊富なグラフ作成機能、統計解析機能、レポート作成機能を利用できます。

こんな方におすすめ

  • PrismやExcelで管理している実験データを、さらに活用したい
  • 処理群、反復、時間経過、用量反応などのデータ整理に手間がかかっている
  • データの整理から統計解析、作図までを一つの環境で行いたい
  • 論文、学会発表、報告書用の図を効率よく作成したい

※ライフサイエンスモードはOriginProのバージョン2026b以降で利用できます。

ライフサイエンスデータの整理

ライフサイエンス分野の実験データは、単純な表だけでは整理しにくい場合があります。処理群、反復、時間、濃度、サンプル情報、注釈、メタデータなどが関係するため、表の並べ替えやコピー&ペーストを繰り返すと、作業に時間がかかるだけでなく、データの取り違えや解析条件のミスにつながることもあります。

OriginProでは、実験デザインに合わせてデータを整理し、その構造を保ったまま解析やグラフ作成に進めます。データ整理、解析、可視化を一つの環境で行えるため、作業の効率化と再現性の向上に役立ちます。

例えば、次のようなデータを扱う場合に便利です。

  • 細胞生存率試験の処理群と反復データ
  • 時間経過実験の測定データ
  • 遺伝子発現・タンパク質発現データ
  • 薬理試験や用量反応試験
  • 複数因子を含む動物実験
  • 注釈やメタデータを含むオミクスデータ

PrismやExcelのデータを活用

GraphPad PrismやExcelで作成したデータをOriginProに取り込み、OriginProの作図・統計解析機能でさらに活用できます。既存のデータを作り直すのではなく、これまでのデータを生かしながら、より柔軟な可視化や解析に広げられる点が特長です。

Prismプロジェクトファイルや、PrismからコピーしたデータをOriginProの構造化テーブルに取り込むことで、よく使われるデータ形式を活用しながら、OriginProの豊富なグラフ作成機能や統計解析機能につなげられます。

  • Prismプロジェクトファイルのデータを利用
  • PrismからコピーしたデータをOriginで活用
  • Excelなどで管理している実験データを取り込み
  • Originのグラフ作成機能や統計解析機能でさらに活用

実験デザインに合った表でデータを整理

OriginProの構造化テーブルでは、実験データを、処理群、反復、因子、サンプル情報などの関係を保ったまま整理できます。測定値だけでなく、実験条件、サンプル情報、注釈、メタデータをまとめて管理できるため、データの背景を失わずに解析を進められます。

構造化テーブルを使用すると、実験で得られたデータをフラットな表に無理に変換するのではなく、実験の構造に近い形で管理できます。データを別の視点から確認したり、グループ間を比較したりする場合も、手作業でワークシートを作り直す手間を減らせます。

  • 処理群、反復、因子の関係を保持
  • 実験条件やサンプル情報をデータと一緒に管理
  • 注釈やメタデータを含めて整理
  • 解析やグラフ作成時にもデータ構造を活用

整理したデータからグラフ作成

構造化テーブルで整理したデータは、グラフ作成にそのまま利用できます。処理群や反復、因子などの情報をもとに、データ構造に合ったグラフを作成しやすくなります。

探索的なデータ確認から、論文、学会発表、報告書に使用する図の作成まで、同じ環境でスムーズに進められます。作成したグラフの設定はテンプレートとして保存して再利用できるため、同じ形式の実験データに対して、統一感のある図を効率よく作成できます。

作成できるグラフの例:

  • 縦棒/横棒グラフ
  • 散布図、ドットプロット
  • 箱ひげ図
  • バイオリンプロット
  • 折れ線グラフ、時間経過グラフ
  • グループ化グラフ、多因子データの可視化
  • ヒートマップ

統計解析までそのまま実行

OriginProでは、構造化テーブルで整理したデータを使って、統計解析まで実行できます。データを別の統計ソフトに移したり、解析用に手作業で表を作り直したりする手間を減らし、データ整理、解析、グラフ作成を一つの環境で進められます。

実験条件、群、反復などの情報を保持したまま解析できるため、結果の確認や再解析もしやすくなります。

利用できる解析の例:

  • 記述統計
  • t検定、ノンパラメトリック検定
  • 一元配置、二元配置、三元配置分散分析
  • 反復測定分散分析
  • 線形回帰、非線形回帰
  • 相関分析
  • 生存分析
  • 用量反応解析、曲線フィット

ライフサイエンスの実験データ活用をOriginProで効率化

OriginProなら、生命科学・ライフサイエンス分野の実験データを構造化して整理し、そのまま統計解析・可視化につなげることができます。複雑な実験データを扱う研究者の作業を効率化し、再現性の高いデータ処理と分かりやすい図作成をサポートします。

page_top_icon