Origin: 動画で学ぶ操作方法

 ズームとパン  

概要 Origin8.5から導入されたズームとパンニングの新機能をご紹介します。
サンプルデータ ダウンロードしたsample_data04のZoomPan.opjを使用
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右下の拡大ボタンボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。

操作方法

<レポート用紙>

  1. Originプロジェクトファイル「ZoomPan」を開き、プロジェクトエクスプローラから「Report Sheet」を選択します。このレポートシートのズームとパンを見てみましょう。
  2. Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを下に回すと画面がズームアウトされ、用紙の広範囲が表示されるようになります。逆にCtrlキーを押しながらマウスのホイールを上に回すと今度はズームインされます。
  3. 「標準」ツールバーには元の表示サイズを100とした状態で現在の縮尺がパーセントで表示されています。隣の下向き矢印をクリックするとよく使われるズームの縮尺を選べます。
  4. Originウィンドウの左側にあるツールバーの手のボタンをクリックするとアイコンが変わり、レポートシートをマウスでつかみ、ドラッグすると操作画面を移動させることができます。
  5. 手のツールを使っている間はCtrlキーを押さずにマウスのホイールを回転させるだけでズームを行えます。

<行列>

  1. レポートシートの時と同じようにCtrlキーを押しながらマウスのホイールを下に回すと画面がズームアウトされ、用紙の広範囲が表示されるようになります。逆にCtrlキーを押しながらマウスのホイールを上に回すと今度はズームインされます。
  2. また、「標準」ツールバーには元の表示サイズを100とした状態で現在の縮尺がパーセントで表示されています。隣の下向き矢印をクリックしてズームの縮尺を選べます。
  3. 行列データは画像としても見ることができます。データから画像に変換するにはCtrl+Shift+ iを押します。または「表示」メニューから「イメージモード」を選択します。
  4. ズームとパンは画像およびグラフではとても一般的に利用されているのでさらに追加の機能が備わっています。
  5. Zキーを押しながらマウスのホイールを操作するとズームができます。またZキーを押しながらドラッグするとパンもできます。Zキーを押しているときはカーソルの矢印が手のマークに代わることからわかります。
  6. さらにイメージモードではCtrlキーを押しながらマウスのホイールを操作するとズームができます。しかしこれはズームだけなので、パンをするにはZキーを使ってください。

<グラフ>

  1. グラフには二つズーム方法があります。
  2. まずページズームです。これは「表示」メニューから「ズームイン」を選択すると実行できます。これが選択されているときは一回クリックをするとその周辺のグラフがズームされます。このときグラフの要素は全く変更されていません。
  3. 2つ目は軸の拡大です。Originウィンドウの左側のツールバーで「軸の拡大」ボタンをクリックするとドラックで選択された長方形のエリアが拡大されます。こちらの方法では、範囲内でグラフが再スケールされます。
  4. Ctrlキーとマウスのホイールでズームすることも可能です。
    ズームとパンは領域セレクトやマスキングを行いながらでも実行できますので、精密にデータポイントを読み取るうえで使いやすい機能です。
  5. Originウィンドウ左側のツールバーから「領域データセレクタ」を選びます。次にデータを読み取るエリアをドラッグで選びます。すると垂直なカーソルが表示されます。
  6. ツールがアクティブになっている状態でZキーを押しながらマウスのホイールを操作してズームインし、ドラッグをすることでパンを行い、見たい領域まで移動することができます。
  7. 例えば小さなピークなど確認したいところにカーソルを合わせ、再びズームアウトします。
    パンしながら反対側のカーソルへ移動し、同様に操作してエリアを選択したらドロップダウンで100%を選び、元の縮尺に戻したのち解析を続けることができます。
  8. 以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。

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