Origin: 動画で学ぶ操作方法
軸の再スケールツール
概要 | Origin8.6から新しくなった再スケールツールをご紹介します。 |
サンプルデータ | ダウンロードしたsample_data04のaxes+rescale.opjを使用 | Part 1 > Part 2 |
右下のボタンで画面を大きくし、
で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
操作方法
- 軸の再スケールツールは、グラフウィンドウがアクティブな状態で、Originワークスペースの左側にあるツールバーの「再スケールツール」ボタンを押すと使用できます。また、ZキーとXキーを押して操作する方法もあります。
- Originプロジェクトファイル「axes+rescale.opj」を開きます。
Graph1のウィンドウをアクティブにし、Zキーを押しながらマウスのホイールを回すとX軸のスケールを拡大、縮小できます。 - Xキーを押しながらマウスのホイールを回すと、X軸のスケールが左右に移動します。
- そのままXキーを押しながらマウスでつかんでドラッグしても移動でき、再スケール後のX軸の開始と終了の値を「座標データ表示」ディスプレイで参照できます。
- Y軸方向ではXキーとShiftキーを同時に押しながらマウスのホイールを回すと再スケールできます。
- また、XキーとShiftキーを押しながら、マウスでつかんでドラッグしても再スケールでき、移動後のY軸スケールの開始と終了の値を「座標データ表示」ディスプレイで参照できます。
- プロジェクトエクスプローラから「StackedGraph」を開きます。Graph3はX軸スケールを共有した3つのグラフを積み上げたものです。
- ワークスペースの左側のツールバーにある「データリーダ」ボタンを押すと、カーソルが変わります。グラフ内のプロット上でクリックすると、「データ情報ディスプレイ」でその点のXY座標を参照できます。
- このツールを使用している間もZキーを押しながらマウスのホイールを回せばズーム可能です。ワークスペースの左側のツールバーにある「ポインタ」ボタンを押すと、「データリーダ」は終了します。
- また、「垂直カーソル」等のガジェット機能を使用しているときでも、再スケールツールは使用可能です。
- 「ガジェット」メニューから「垂直カーソル」を選択すると、グラフウィンドウ内にカーソルが表示され、ワークスペースにダイアログが開きます。
- カーソルはドラッグで移動できます。XキーとShiftキーを押しながらマウスのホイールを回すとY軸のスケールを移動できます。
以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。